妊娠中や産後の骨盤ベルトは本当に必要!?

骨盤ベルト

いつもAnn-bブログをご覧頂き、ありがとうございます。
理学療法士の沢田です。

今回は骨盤ベルトについてのお話です。

 

お客様からよくある質問で

「そろそろお腹が大きくなってきたので骨盤ベルトした方が良いですか?」
「産後のために骨盤ベルトを準備した方が良いですか?」
「骨盤ベルトはいつまで付ければ良いですか?」

などと良く耳にします。

 

私の考えを結論から言いますと
骨盤ベルトには多くの種類があり、専門家の間でも装着については賛否両論です。
つまり、骨盤ベルトにもデメリットがありますので
妊婦だから-産後だから―という理由だけでは装着するべきではないと考えています。

助産師の小林がアメリカの臓器脱の手術を専門とするドクターに話を聞いたところ、
「日本人が骨盤ベルトを当たり前のように装着する意味がわからない」と話していたようです。

では骨盤ベルトのデメリットとは何か・・
それは筋力が低下するということです。

ベルトはあくまで筋肉の代用ですので、
長期間装着するとベルトに頼った身体になり、ついには
ベルトをしないと歩けない―という方も少なくありません。
ベルトを装着することで血行も悪くなるため
筋肉に栄養が不足し、筋肉量は徐々に減少していきます。
まして夜間も巻いて寝ているなんてもっての外です!

痛みなどで骨盤ベルトが必要な方でも
立っているときや動くときなどに限定し
2時間以上は骨盤ベルトを使用しないことをお勧めしています。


では次に骨盤ベルトを使用した方が良い方についてご説明します。

まずは妊娠中の場合・・・
妊娠すると、赤ちゃんが大きくなっていく際に
骨盤に十分なスペースを確保させるために、
関節を緩めるホルモンが初期から出ます。

また、大きくなるおなかを支えるために、姿勢も変化していきます。
そのため、元々
筋力が弱い方や、
姿勢が悪い方、
ヘルニアなどの持病をお持ちの方は、
体の変化に筋力がついていけず、腰痛や股関節痛、恥骨痛などが起こる
(もしくは悪化する)ことがあります。
そのような場合は、

骨盤ベルトを使用して骨盤を固定することで
痛みが軽減されることがあると思います。


次に産後の場合・・・
出産時に骨盤はひどく捻挫したのと同じような状態になります。
例えば、足首などを捻挫したときなどは、一定期間固定して安静にすると思います。
それと同じように、やはり産後の体には安静期間が必要です。

そのため

骨盤ベルトで固定して、動作時に必要以上に負担がかかるのを防ぐということは可能だと思います。

しかし、産後の安静で最もよいのは
『横になって重力の影響をできるだけ受けないこと』ですので、
骨盤ベルトを着けているからとバリバリ動いてしまっては意味がありません。


注意点として1つ。
骨盤ベルトをしていることで、
余計に疼痛が増す場合や、
動きにくさや不快感がある場合は、
無理に使用せず、医師に相談したほうが良いと思います。


当サロンでは以上の考えをもとに骨盤ベルトの必要性を、
その方のお身体の状態を診て
生活環境などをうかがった上で慎重に判断させていただいています。

骨盤ベルトに限らず、腹帯・補正下着などに関しても、
どうしたらいいの?とお困りの方は
遠慮なくお尋ね下さい(^^♪

 

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マタニティサロンAnn-b
日本骨盤ケア助産学会 大阪本院

大阪市福島区福島福島7丁目14‐19‐801  
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